2012年12月01日16:45
遠州舞阪と言えば「しらす」となりまして、これから節季となりま
すと多くのお客様が初海苔と共にお年賀にもお使いになろうと
舞阪を訪ねていただきます。
秋から冬のしらすは透き通る海ほどに美しく、また香りよい最
高級の品となりますが、冬の天気は一日変わり、漁に出られる
日が続かなくなるのです。
それだけに港を出入りするしらす船、土地の言葉で「シロコ船」
が見えれば活気があがり、期待があがるのです。
舞阪港には大きく分けて2つのエリアがあり、奥(南側)がしらす
の競り場、手前(北側)は問屋と呼ばれる鮮魚・活魚の水揚げ・
競り場となっています。
しらすの競り場にズラリとボウラ(しらすを入れた青い籠容器)が
並ぶ様子は見事なもの、そこで浜名漁協の競り人「札読み」が
競りを仕切っています。
水揚げする船から降ろされたボウラは列に並べられ、基本は一艘
のもの全ての量で競りがはじまります。
「なになに丸、十五!」などと船名とボウラの数を示した競り人
にしらすの加工業者が札を入れて渡せば、全てを受け取った
札読みは手の中の札のうち最高価格をつけた札を読む。
「何十何万円! 加工業者名」と落札価格と落札者の名を告げる。
この様子が勇ましく、その声は競り場全体に響きわたります。
この名調子で札を読むのが浜名漁協の江間さん、その声かかれ
ば競りの列が進んでゆく。
先日、「舞阪しらす親分一家」でも話題になっておりましたが、確
かにその声は競り場を代表する。
舞阪港しらす競り場の名調子、冬になりましても響くこの声が毎日
ありますようにと思うのです。
※取材協力:浜名漁協
舞阪港 しらす競り場の名調子≫
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遠州舞阪と言えば「しらす」となりまして、これから節季となりま
すと多くのお客様が初海苔と共にお年賀にもお使いになろうと
舞阪を訪ねていただきます。
秋から冬のしらすは透き通る海ほどに美しく、また香りよい最
高級の品となりますが、冬の天気は一日変わり、漁に出られる
日が続かなくなるのです。
それだけに港を出入りするしらす船、土地の言葉で「シロコ船」
が見えれば活気があがり、期待があがるのです。
舞阪港には大きく分けて2つのエリアがあり、奥(南側)がしらす
の競り場、手前(北側)は問屋と呼ばれる鮮魚・活魚の水揚げ・
競り場となっています。
しらすの競り場にズラリとボウラ(しらすを入れた青い籠容器)が
並ぶ様子は見事なもの、そこで浜名漁協の競り人「札読み」が
競りを仕切っています。
水揚げする船から降ろされたボウラは列に並べられ、基本は一艘
のもの全ての量で競りがはじまります。
「なになに丸、十五!」などと船名とボウラの数を示した競り人
にしらすの加工業者が札を入れて渡せば、全てを受け取った
札読みは手の中の札のうち最高価格をつけた札を読む。
「何十何万円! 加工業者名」と落札価格と落札者の名を告げる。
この様子が勇ましく、その声は競り場全体に響きわたります。
この名調子で札を読むのが浜名漁協の江間さん、その声かかれ
ば競りの列が進んでゆく。
先日、「舞阪しらす親分一家」でも話題になっておりましたが、確
かにその声は競り場を代表する。
舞阪港しらす競り場の名調子、冬になりましても響くこの声が毎日
ありますようにと思うのです。
※取材協力:浜名漁協