南浜名湖あそび隊！

河川法とは一級河川、二級河川を管理する法律、この河川法で
いえば浜名湖はじつは二級河川都田川水系の川とされています。

川であればこの魚がいても不思議ではありませんが、ほぼ塩水
である浜名湖、雄踏港市場に水揚げされると話題となるのです。

「アユ（鮎）」です。

角立て網（定置網）に入ったアユは一匹でしたが、市場ではたびた
び見ることができます。
セイゴ（スズキの幼魚）やエビ、カニなどに混ざって並ぶアユの美し
い魚体はとても目立つものです。

この日の鮎は20センチ以上の立派なもの、稚魚の間は海で育ち、
川を遡上する鮎は秋には落ちアユとなって黒銀色に変わりますが、
この鮎は美しいまま。
鮎にもこうして浜名湖で育ち泳ぐものもいるのでしょう。

浜名湖の鮎、湖としたら不思議ではないものの、市場の魚の中で
光る鮎は特別なものとして扱われていました。

取材協力：浜名漁協雄踏支所　海老仙