今切の夏 二艘で一統 大栄丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船

今切の夏 二艘で一統 大栄丸

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今切の夏を行くシロコ船(しらす漁)の船団が漁を終えて舞阪港
に戻ります。

シロコ船(しらす漁船)は二艘で一統(組)と呼び、網(あみ)を二
艘で曳き遠州灘のしらすを獲っています。

「大栄丸」の本線(網船)が戻ってきます。
こちらが網船(あみぶね)、船尾に網を巻き、網を繰り出す大きな
巻車(まきしゃ)を積み、水揚げしたシロコを新鮮に保つためにキ
ャビンの前に日除けを張っています。

これが夏の網船(あみぶね)の特徴です。

今切の夏 二艘で一統 大栄丸

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「大栄丸」の綱船(つなぶね)が今切に戻ってきます。
本線から渡された片側の綱を曳き、広げて二艘で遠州灘の海か
らしらすを獲っています。

こちらは本線より装備が簡略されていますから綱船であることを
知ることができます。
綱船は網船が網を巻き、しらすを取り込んでいる間、周囲の海を
優秀な魚短で調べて、次の漁場を探しています。

二艘の大栄丸が入港します。
共に曳いた網で豊漁のしらすを獲り、舞阪に幸をもたらしています。

※写真:舞阪海幸彦さん



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