南浜名湖あそび隊！

舞阪港に水揚げされる魚は、活魚の鯛やヒラメ、氷絞めならばホ
ウボウやマトウダイ、チョウカにメヒカリなどさまざまです。

舞阪港には氷絞めの魚を選別する台が置かれ、漁師さんはそこ
で魚種や大きさ別に仕分けていきます。

選別台の上でさまざまに分けられた魚が運ばれた後、残った魚
は商品にならないと判断されたもの、一匹だけの小さすぎる魚な
どが残っています。

「カナガシラ」です。

「金頭」と書くめでたい魚ですが、残されていました。

ホウボウ類の魚ですが、あの目立つ派手な大きなヒレを持ってい
ないのが特徴です。



カナガシラの横にはこれも小さいちいさいイカが残されていました。
選別台に残された魚は、きっと誰かが持ってゆく、それでも残され
ているものは、海鳥たちへの分け前となるのです。

残されたカナガシラはカナシイかしら？
カナシイなんて言えば、イカも同じ気持ちで「イカドウブン」なんて
言うでしょうか。　どうでしょうね。

※取材協力：浜名漁協