南浜名湖あそび隊！

※写真は浜名湖名産青海苔

南浜名湖舞阪の浜名漁協の海苔集荷場は海苔の香りに包ま
れています。

今日は新年初の浜名湖海苔の集荷日、12日の初セリにかけ
る新海苔が集まってきます。
先日、港で新海苔の集荷があると聞き、浜名漁協のみなさ
んにお願いしてその様子を見せていただきました。

海苔・醤油・味噌、この三種の香りに私たちは響きます。
じつは舞阪は海苔の日本最古の漁場、今もその伝統が継が
れて寒中の海苔を全国に出荷しています。



弁天島の海をエンジンを唸らせてゆく浜名湖海苔漁師さん
の船は海苔を吸い込んで摘むポンプを後ろの小船に載せて
います。
遠浅の海に幾千もの杭を立て、海苔の網を広げて丹精して
育ててきた海苔漁師さんの成果が集められています。



海苔の専用箱に入れて運ばれ、金属探知機にかけて異物混
入のないことを確認した海苔が運ばれてくる集荷場は大忙
しとなります。



十帖づつ帯をつけられた浜名湖海苔を浜名漁協の職員さん
が検品し、セリ用の判を打ち、また箱の中に納めていきま
す。
香り高い海苔の腹が減るような香りが集荷場を満たしてい
ます。

昨年末に続き、今年初の浜名湖海苔のセリは明後日12日、
市場に出ましたら今年の海苔を味わってみていただきたい
と思います。

※取材協力：浜名漁協