浜名湖牡蠣 ベテランの腕で剥く

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浜名湖牡蠣 ベテランの腕で剥く

まだ暗い早暁に牡蠣棚から揚げた浜名湖牡蠣は、舞阪港に近い
雁木(がんげ=江戸時代の渡し場跡)から車に乗せられて牡蠣
剥き場に運ばれます。

牡蠣をひとつづつに分け、いよいよ牡蠣剥きがはじまります、

浜名湖牡蠣の牡蠣剥き場の香りを想像できるでしょうか、ベテ
ランが並んで座り、牡蠣剥きナイフ一本でこじあけていきます。

浜名湖牡蠣 ベテランの腕で剥く

丸い牡蠣ボウラ(容器)から殻付き牡蠣をひとつ取れば、もう
牡蠣にナイフは刺さり、貝柱をさぐり開けてしまいます。

「ほら、ここが貝柱があるところだよ」と説明いただいても
ゴツゴツした牡蠣のどこにあるのかは素人ではわかりません。

聞けばベテランになるには10年ほどかかる作業なのだそうです。

浜名湖牡蠣 ベテランの腕で剥く

ぷっくりと膨らんだ浜名湖牡蠣が現れます。
殻をとった牡蠣からナイフでもう片側の貝柱を切り取ります。
おいしい海の香りそのままに傷をつけずに牡蠣を取り出すのです。

うずたかく積まれた牡蠣は舞阪の働き者のお母さんたちの手で
一つひとつ剥かれてゆくのです。

※取材協力:カネ幸堀内商店のみなさん
 ※宅配も可能です:053-592-1955



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