舞阪港トラフグ漁 等深線上に延縄を入れる

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舞阪港トラフグ漁 等深線上に延縄を入れる

まだ暗い舞阪港を出港して遠州灘の沖で操業するトラフグ漁
には僚船と共に守るルールがあります。

漁場には水揚げ実績のある海域がありますから漁場は早朝5時
にくじ引きをして各船の操業する海域を決めています。
さらに5kmもの底はえ縄を入れるには決められた海域にまっす
ぐに入れる必要があります。

底はえ縄は船尾から船をスローで走らせながら海に入れてい
きます。

舞阪港トラフグ漁 等深線上に延縄を入れる

漁徳丸のエージ船長は底はえ縄を入れながらキャビンの魚探
の深度計を何度も振り返ります。

海は沖へ行くほど深さが深くなります。無線で取り決める各
船の操業場所はこの深さに沿ってゆくのです。
山に等高線があるように、海には等深線(とうしんせん)が
あります。

船を足元まで伸ばしたリモコンで操作して底はえ縄をこの深
さの等深線上に入れてゆくのです。

ちなみにこの深さの表示はメートル表示ではなく「ヒロ」と
いう漁師さんが使う深さの尺度です。

「78ヒロでやるよ」と僚船と連絡をとりはじめるのです。

※取材協力:漁徳丸



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