舞阪港のご馳走魚 マダイの行方

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港のご馳走魚 マダイの行方

舞阪港の鯛網漁の船が水揚げに戻ってくると、水揚げされるボウ
ラごとにセリがはじまります。

船のカンコウ(生簀)には酸素が送られ、そこから網ですくわれ
る活き鯛は大タライに開けられます。

舞阪港のご馳走魚 マダイの行方

その周りに並べられた大樽に海水がいれられ、鯛は大きさ別に分
けられます。
鯛は針のように尖った背びれを持っていますから、こうして両手
で包みこむように持つのです。

舞阪港のご馳走魚 マダイの行方

分けられた鯛はボウラに入れられ水を切られて計量となり、セリ
にかけられていきます。
ボウラごとのセリが終われば、活き鯛は仲買さんの生簀へとすぐ
に運ばれます。

舞阪港のご馳走魚 マダイの行方

仲買さんは近隣地域だけに舞阪の活き鯛を出荷するだけではあり
ません。

関東や関西で人気がある舞阪の鯛は、こうしたスチロールのケー
スに仕切りをして、活かしたままで運びます。
このケースには「ブクブク(酸素発生器)」がついていますが、
これは使い捨てなのだそうです。

翌朝には大都会のセリ場で「舞阪鯛」として扱われるのです。

※取材協力:浜名漁協



同じカテゴリー(舞阪港市場のお魚さん)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪港のご馳走魚 マダイの行方
    コメント(0)