哲昌丸 最後の金、シイラの金

カテゴリー │遊漁船哲昌丸シイラを追う

哲昌丸 最後の金、シイラの金

スポーツフィッシングに女神がいるなら、やはり仲間思いの
男に最後に微笑んでくれる。

シイラ釣りは見張りの釣り、一人で取り込めぬシイラをタモ
を差し出してサポートする釣り、そして船長との連携の釣り
がシイラ釣りの楽しさである。

「HIT!シイラッ!」

とうとう彼のロッドが大きくしなったのは沖あがり迫った時
間、潮目から離れようと最後の小さな浮き藻を狙った瞬間だ
た。

哲昌丸 最後の金、シイラの金

写真にすればこともなく船に寄ったように見えても、彼は弓
のロッドを曲げたまま格闘した。仲間は船の右に左に走る獲
物を追う彼のために場所をあけた。

船長は追いやすいように舳先を常にコントロールした。

そしてとうとうゴールドは姿を現した。

哲昌丸 最後の金、シイラの金

ロッドを支えた腕は血が通わなくなり、持ち替えて支えては
「バンバンッ」と体にたたきつけて目を覚まさせる。

そしてロッドと共に体を最後にのけぞらせてた彼をタモがサ
ポートする。

哲昌丸 最後の金、シイラの金

海から強引に引っこ抜きヒトの領分にあげてもゴールドは
足元を暴れまわる。

「船長、やった」「おめでとう!」船長もまわりで祝福を
する。

哲昌丸 最後の金、シイラの金

仲間のために共に闘うのがシイラ釣りの楽しさ。

哲昌丸(てつしょうまる)は舞阪港を母港に新居砂揚げ場
で乗船し、遠州灘沖・御前崎沖でサビキ、シイラを追って
出船しています。

哲昌丸 和久田船長:浜松市西区舞阪町 053-592-0919



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