肥後の〆は寿なり

カテゴリー │焼鳥「肥後」

肥後の〆は寿なり

弁天島から舞阪へ、一週間のご褒美として呑みに行く、自転
車がないから歩いてゆく、今晩もまた橋を渡って行く。

JR弁天島駅から東海道を渡り、斜めに舞阪港方面へ、赤い弁
天橋を渡れば左先に見えてくるのが魚が美味しい焼鳥「肥後」
であります。

肥後の本当の締めはオヤジさんの出してくれる魚入りの味噌
汁なのだが呑み続けるうちに腹もこしらえたくなる。
そんな時にネタケースの中にゴロリと横たわる肉に目をつけ
ることになる。

肉屋さんに特別誂えしているという厚さが自慢のトンを焼い
てもらえば目玉焼きがつく。

「ヤケドするなよ」とジュージュー言うような鉄板の上でト
ンは「目玉焼とまぜてね、まぜてねぇ」と身悶えている。

「ふっふっふっ、うい奴め」と悪徳代官のような顔をしてぐ
チュグチュッと混ぜる、「アッアア~ン」と言うのは我が腹
であるので悪しからず。

肥後の〆は寿なり

「もしかして南浜名湖あそび隊の?」と声をかけていただいた。

「はい、弁天小僧の朋友の日本だら右衛門と申します」

聞けば弁天小僧をよく知る、その名も「寿屋」さんであると
教えていただいた。

浜松の中央で印刷や割箸販売などをして60年余りという老舗
を運営しさらに内入品にも力を入れていらっしゃると言う。

「弁天島にもさまざまお得意様がいらっしゃるんですよ」と
いう寿屋さん、広告業はかつて広目屋と言われた、広める仲間
がまたここでできた。

「ガッチリ」と握手の代わりに「一緒にやりましょう」と笑顔
で一緒に呑んだ。

週末のご褒美は最後の最後に「寿」で〆ること。
仕事ありて苦しみも多くありながら、何でも「呑む」ことも大
人の仲間、南浜名湖の魅力をもっと広げたいね、と末広がりに
話題広がりまして、今週の〆といたしまする。



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