2011年03月21日08:22
かつて東海道の商人の中で近江商人は商売上手と呼ばれました
が、遠江の商人もなかなかであったと言われています。
近江(おうみ)と遠江(とうとうみ)、近いと遠いの組み合わ
せで呼ばれたのは旧国名であります。
現在では遠江(とうとうみ)の国は私たち南浜名湖を含む遠州
地域となっています。
さてこの近いと遠いの組み合わせとは京都から近いか遠いかの
江(湖)という意味でありまして近い方が琵琶湖、遠い方が浜
名湖を指しています。
「日本語とその周辺」で佐藤先生が語ります。
「おうみ」とは「淡海」(あわうみ)です。(あはうみ→あふ
み→おうみ)「近」の字がついているのは「遠江」に対するも
のです。
つまり「近江」とは「近い淡海」ということで、琵琶湖のこと
です。
「とおとうみ」とは「遠つ淡海」(とおつあわうみ)です。
(とほつあはうみ→とほたうみ→とおとうみ)「遠江」とは
「遠い淡海」ということで、浜名湖のことです。
浜名湖は現在は海とつながっていますが、この「遠江」という
名がついたときは海と隔たっていて淡水湖だったんですね。
現在も使われる遠江(とうとうみ)、浜名湖がこの地を表す名
として使われていた。
浜名湖を愛する私たちにはちょっと自慢の薀蓄です。
近江(おうみ)と遠江(とうとうみ)≫
カテゴリー │浜名湖ってどんな湖
かつて東海道の商人の中で近江商人は商売上手と呼ばれました
が、遠江の商人もなかなかであったと言われています。
近江(おうみ)と遠江(とうとうみ)、近いと遠いの組み合わ
せで呼ばれたのは旧国名であります。
現在では遠江(とうとうみ)の国は私たち南浜名湖を含む遠州
地域となっています。
さてこの近いと遠いの組み合わせとは京都から近いか遠いかの
江(湖)という意味でありまして近い方が琵琶湖、遠い方が浜
名湖を指しています。
「日本語とその周辺」で佐藤先生が語ります。
「おうみ」とは「淡海」(あわうみ)です。(あはうみ→あふ
み→おうみ)「近」の字がついているのは「遠江」に対するも
のです。
つまり「近江」とは「近い淡海」ということで、琵琶湖のこと
です。
「とおとうみ」とは「遠つ淡海」(とおつあわうみ)です。
(とほつあはうみ→とほたうみ→とおとうみ)「遠江」とは
「遠い淡海」ということで、浜名湖のことです。
浜名湖は現在は海とつながっていますが、この「遠江」という
名がついたときは海と隔たっていて淡水湖だったんですね。
現在も使われる遠江(とうとうみ)、浜名湖がこの地を表す名
として使われていた。
浜名湖を愛する私たちにはちょっと自慢の薀蓄です。