浜松まつり 目は凧に

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浜松まつり 目は凧に

浜松まつりは「凧」、浜松まつりとは公称されていますが、このまつりは「凧」や「凧まつり」と呼ばれ親しまれています。
浜松まつりの中心も意味も凧が中心、その中でも町内に誕生した子供を祝う初凧は特別に扱われています。

凧場と呼ばれる凧揚げ会場に174町の凧が集まり、揚げること高さを競います。

凧揚げ準備は凧だけでなく、凧をあげるために長くつながる揚げ糸に何人もがつき、空への道を確保します。

場内放送が「凧の落下が続いています、ご注意ください」と流し続けています。
凧は揚げる時、降ろすときに安定を失い落ちることがあります。

浜松まつり 目は凧に

風に向って突き上げられた凧は一番に持つ担当が糸目を美しく開かせながら風にのせ、二番、三番手と揚げ糸を稼ぎます。

浜松まつり 目は凧に

場内の鉄則は「目は凧に」、凧揚げをする糸先の目が凧を見ているのはもちろん、凧場に立つものはラッパを吹く子供までも「目は凧に」を守ります。我が町の凧はもちろん、他の町の凧の揚げ降ろしを見ていること、凧場は空にある凧を見ることで喜び、また安全を図ります。

浜松まつり 目は凧に

凧揚げの名人たちが、凧をコントロールし、凧と凧の間、凧を揚げる糸の間を凧を舞わせて糸をひき、伸ばす様子を見て覚えてゆくのです。
凧場は凧が落ちてきて危険だともいえますが、しっかり「目は凧に」を守れば凧揚げを楽しむことができるのです。

浜松まつり 目は凧に

空に揚がる凧は美しく、汗をかいた男たちが揚げた凧の姿、その高さを誇ります。
何度練習しても練習は練習、多くの凧の中で競いあって揚げることこそ、「凧」のまつりなのです。



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