2013年11月21日17:15
南浜名湖は海の産地、舞阪港で最も深い海に網を曳く一艘曳き
底曳き漁の共榮丸が、舞阪沖の300メートルほどの深海から水揚
げする魚の中に、とてもおもしろい魚たちが混ざります。
昨日紹介しました深海のイカ、ハクテンコウイカに続き、共榮丸に
水揚げされたオレンジ色のタコがあります。
深海に棲むイカやタコはこの色かと思う派手なオレンジ色のタコは
舞阪港でもお馴染み「ミズダコ」です。
タコやイカは色素細胞を膨らめたり、縮めたりすることで色を変え
ますから、このままの色で深海に棲むとは限りません。
ミズダコは浜名湖で今年豊漁となったマダコとは違い、体が緩く、
手に持てば流れ出しそうな軟体のタコです。
それでも活きているものは、こうして体を持ち上げてズルズルと
這っていきます。
かつて前衛芸術のようだと紹介した舞阪港に水揚げ時のミズダコ
は形ないほどに緩くなって水揚げされています。
死ねば形ないほどに緩んでしまうタコ、ミズダコとはそういうことか
らの名付けでしょうか。
ミズダコはこれほどの姿で水揚げされますが、茹でればまた堅さ
を取り戻し見事な茹でダコとして販売されています。
※取材協力:浜名漁協 共榮丸
※共栄丸一艘曳き底曳き漁
※遠州灘のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。
舞阪港共榮丸 鮮やオレンジ ミズダコ≫
カテゴリー │遠州灘のお魚さん
南浜名湖は海の産地、舞阪港で最も深い海に網を曳く一艘曳き
底曳き漁の共榮丸が、舞阪沖の300メートルほどの深海から水揚
げする魚の中に、とてもおもしろい魚たちが混ざります。
昨日紹介しました深海のイカ、ハクテンコウイカに続き、共榮丸に
水揚げされたオレンジ色のタコがあります。
深海に棲むイカやタコはこの色かと思う派手なオレンジ色のタコは
舞阪港でもお馴染み「ミズダコ」です。
タコやイカは色素細胞を膨らめたり、縮めたりすることで色を変え
ますから、このままの色で深海に棲むとは限りません。
ミズダコは浜名湖で今年豊漁となったマダコとは違い、体が緩く、
手に持てば流れ出しそうな軟体のタコです。
それでも活きているものは、こうして体を持ち上げてズルズルと
這っていきます。
かつて前衛芸術のようだと紹介した舞阪港に水揚げ時のミズダコ
は形ないほどに緩くなって水揚げされています。
死ねば形ないほどに緩んでしまうタコ、ミズダコとはそういうことか
らの名付けでしょうか。
ミズダコはこれほどの姿で水揚げされますが、茹でればまた堅さ
を取り戻し見事な茹でダコとして販売されています。
※取材協力:浜名漁協 共榮丸
※共栄丸一艘曳き底曳き漁
※遠州灘のお魚さん
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