南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国で激減するアサリは浜名湖も例外では
なく不漁となっています。
浜名湖のアサリ復活のため立ち上がったのは、浜名漁協採貝組合
連合会（山本兼三会長）の漁師さん、全国で初めてという漁師による
アサリ種苗・採苗に取り組みに、全国の先達のみなさんが応援に駆
けつけています。

6月24日に三重県の独立行政法人水産総合研究センター増養殖研
究所から日向野（ひがの）純也先生と共に、浜名湖を訪れたのは、
三重県浦村でアサリ養殖活動をされている「浦村アサリ研究会」の
代表、浅尾大輔さんです。



ケアシェル設置場所の周りを丹念に掘り、アサリの稚貝を探していた
浅尾さんが、なんと浜名湖のハマグリを見つけました。
浦村での活動で、若者が漁業に取り組めるよう、アサリがいなかった
海に、ケアシェルを使い、新たにアサリ養殖業を成功させ、定着しつつ
ある浅尾さんは、浜名湖の豊かと可能性をうらやましいといいます。

さらに種苗・採苗事業に熱心に取り組む若い漁師さんが多いことも、浅
尾さんの活動と同様に大きな加工性があるといいます。



日向野先生（右）、浜名湖の取り組みをアドバイスする静岡県水産技術
研究所浜名湖分場の霜村さん（中）、浜名漁協の吉村組合長（左）に
バックアップされた、この事業はまだまだ始まったばかりながら、こうして
先達に学び、共に活動する仲間を迎えて進められていきます。



※大きな写真はこちらです。

シオヤの瀬での採苗事業は先達のアドバイスを受けて続けられていき
ます。

ケアシェルの袋の前で今後の稚貝の育ちを祈り、全員で祈念写真を撮り
ました。
「漁師の手で浜名湖のアサリを復活させよう！」全員が唱和する声が、
浜名湖の将来の芽を育ててゆくのです。
この後、種苗センターでの取り組みをご覧いただきます。

※取材協力：浜名漁協採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活作戦　アサリ種苗
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