砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

カテゴリー │舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

南浜名湖は海浜植物の育つところ、舞阪の自然を守る会(寺田久
美子代表)は5月4日に、弁天島の向かいの瀬「いかり瀬」の自然
観察会を開催しました。

いかり瀬をぐるりと観察し、最後に東の端で大きな木々が育つ所
に達します。足元に這う太い木から緑の葉が萌えています。

砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

「ハマゴウ」です。

半ば砂に埋もれながら幹を砂の上に伸ばす珍しい植物は、砂に這
う巨木、その葉の後に7月頃に美しい花をつける海浜植物です。
舞阪の自然を守る会は6月にも観察会を予定しており、次回は花を
観察できるかもしれません。

砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

「葉をもんで嗅いで見てごらんなさい」
寺田代表が葉を摘んで指でこすり鼻につけています。
緑の中に清々しいクールな香りを感ずるハマゴウの葉はユーカリに
似た成分を持っているそうです。

砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

ハマゴウは上へでなく横に幹を伸ばし、そこから無数の根を砂に張
っています。乾いた砂の上だけでなく海へ向かうものもあります。
そこに付けた緑がいかり瀬を緑を加えています。
「次回は美しい青い花を見られるかもしれません」

砂に這い育つ巨木ハマゴウ 舞阪の自然を守る会

いかり瀬は四周を海で囲まれた厳しい海浜気候の中にあります。
船やボートでしか渡れない環境の中に海浜植物たちが緑に萌えて
います。

外来植物の駆除、瀬の海岸の清掃など今後、舞阪の自然を守る会
が計画することはたくさんありますが、次回以降より多くの参加者に
集まっていただき、貴重な自然を守りたいというお話を聞きました。

さあ!観察会を終えて弁天島に戻ります。

舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

※取材協力:舞阪の自然を守る会
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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