南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、舞阪しらす新物の発売が始まっています。

昨日の舞阪港は春を越えた陽光の中、美しい遠州灘の海に網を
曳くシロコ船（しらす漁船）たちが次々と満載の春しらすを積んで凱
旋、舞阪港の競り場は午前から賑やかとなりました。



舞阪港のしらす船団は五十統（二艘で網を曳く五十組＝百艘）もの
規模を持ち、水揚げ即競りで加工業者が即日の加工を行います。
その日のうちに日本一の舞阪の新物しらす（釜揚げしらすなど）が出
来上がります。



シロコ船は競り場に横付けされ、遠州灘の新鮮をそのまま競り場へ
と並べます。海の男たちはここで港で待つ働き者の女衆へとバトンを
渡し、女衆は次々と競り場へとしらすボウラを並べます。



舞阪港の競り場は次々と到着する青いしらすボウラの海が広がり、
景気のよい競り声で落札されていきます。
落札されたしらすは待っていたトラックに積み込まれ加工場へと向か
います。
舞阪地内の加工場はしらすを茹でる釜がもうもうと白い湯気をあげて
しらすを待っています。

今日も舞阪港のしらす漁は出漁中、昼前の舞阪に活気を運んでき
ます。

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