南浜名湖あそび隊！

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海の町、漁の町である舞阪衆は舞阪港の船の出漁を願います。
海を見て港を見て着け場が空なら喜び、次に豊漁を願います。
舞阪の活気はシロコ船の出漁で決まるのです。

「和光丸」の本船（網船＝あみぶね）が今切を凱旋してきます。
遠州灘広く操業して獲った新鮮な秋しらすを船首のテントで守り
ながら港へと新鮮のバトンを渡すのです。

舞阪衆はシロコ船が戻る様子に心なごませ、豊漁に感謝するの
です。



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和光丸の綱船（つなぶね）が凱旋します。
本船は満載のしらすを舞阪港へ、綱船は仕事を終えて着け場へ
と戻ります。

海から戻る一番の船が近づけば舞阪港から大きなスピーカー
で放送が流れます。

「ただいましらす船が戻りましたのでお知らせいたします」

和光丸が凱旋する港にはしらすの新鮮リレーを競り場に並べる
女衆が待っている。放送を聞いて一斉に飛び出して待つのです。

※写真：舞阪海幸彦さん