今切秋 透き通る海の大心丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船

今切秋 透き通る海の大心丸

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前回の遠州舞阪シロコ船から一ヶ月余り、秋漁が始まった舞阪の
しらす漁が好漁を続けています。

秋の海は透き通る潮の海、広き遠州灘からシロコ船(しらす漁船)
が凱旋します。

「大心丸」です。

日の出操業でしらすを追った船は前甲板にどっさりの秋の幸を積
んで戻り、舞阪の活気を上げる。シロコ船は舞阪の宝船なのです。

今切秋 透き通る海の大心丸

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広い遠州灘では白砂青松をギャラリーに、狭い今切の水道では堤
防の釣り人をギャラリーに大心丸は凱旋します。

一番船の入港の前に、舞阪に放送が響きます。

「しらす船が入港します」

港では船主の女将さんらが新鮮なしらすと、男たちを待っています。
新鮮さのリレーをしていち早く競りにかけようと船の到着を待ってい
ます。

船橋に立つ船長は舞阪へと舵を切るのです。

※写真:舞阪海幸彦さん



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