春の東海道松並木散策①

カテゴリー │初代弁天小僧のチャリ旅浜名湖

春の東海道松並木散策①

普段は、車で通り過ぎてしまう、東海道松並木。
歩いてみると、歴史を伝える物がたくさん残されてます。

慶長9年(1604)徳川幕府の命により街道を整備し黒松を植え
たのに始まります。

正徳2年(1712)には舞阪宿の東端見付石垣より馬郡境まで
8町40間(約920m)道の両側の堤に1,420本の立木があった
といわれてます。

その後寿命や台風で倒れる一方、その都度補植などを行って
来たが昭和13年(1938)国道付換の歳、堤を崩し両側に歩道を
つけ今日の姿になった。

現在700m株数約330本、旧東海道の面影を良く残している。

春の東海道松並木散策①

北側(右側)の松の木の間には十二支の石像が進行方向に
子、牛、寅の順にならび、南側(左側)の松並木には東海道
53次の各宿場の銅板が設置されてます。

春の東海道松並木散策①

舞阪 今切真景

舞阪宿は江戸日本橋から67里(364.9km)品川宿から数えて
32番目の宿である。
東海道の陸路は舞阪で一度切れて、ここから新居宿まで
海上一里半船を便りとして渡ることになる。

浜名湖はかつて遠淡海(遠江)とうたわれ淡水湖であったが
明応7年(1498)の地震により切れて入海となりました。
その切れ口を今切と呼ぶ、地震による被災から復興して
今切渡船の発着地となり舞阪は交通の要所となった。

東海道松並木散策のお話しは続きます。




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