漁徳丸 カモメと共に浮かぶ

カテゴリー │漁徳丸深浅測量遠州灘浸食調査

漁徳丸 カモメと共に浮かぶ

台風通過の間、一週間以上も陸(おか)にいれば海が恋しくて
仕方がない。

漁師さんでもないのに弁天島を毎日眺めていれば、元気よく漁
に向かう船に憧れる。今切を出て広いひろい遠州灘へ向かう船
に乗ってみたいと思う。

幸いなことに漁徳丸のエージ船長はじめ、幾人かの船長さんに
船に載せていただき、遠州灘を知ればなおさらに海が恋しくな
るのです。

出てきたばかりの浜名湖を海から臨み、美しい海の色の中を
行けば無数と思うばかりの船が操業している。
その同じ海にいるのだと思えば誇らしくなってくるのです。

漁徳丸 カモメと共に浮かぶ

シロコ(シラス)漁盛んな遠州灘にはカモメが群れています。
上手なカモメは船の漁のおこぼれにありつくまで、波間に浮い
ています。

まるで船のように波間に揺れて「漁」を待っているのです。

歌と同じように「波にチャプチャプ浮かんでる」のです。

漁徳丸 カモメと共に浮かぶ

広い海に浮かべば、近くのカモメのほうが大きくも見える不思
議の海、なにもかもが波やうねりの中にあります。

エージ船長の漁徳丸の船尾に座って、「プカプカ」しながら
見渡しては「海っていいなあ」と思っているのです。

「この潮の香り、海の色、ぐらりとくるうねり、シロコ船が
エンジンを噴かして真っ黒な煙をあげる」のもいいなあと思っ
ているのです。

なにもかもが波にチャプチャプと浮かんでいるのです。



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