南浜名湖あやしい探検隊さらに南へ6

カテゴリー │千葉丸刺し網漁夜の遠州灘へ! 

南浜名湖あやしい探検隊さらに南へ6

舞阪港(新港)から愛知県境に近い潮見坂沖へ、刺し網漁に
同行させていただいた千葉丸の大場船長に感謝しつつ、最終会
は海のウゲゲ特集となります。

暗い海から揚がってくる刺し網にはさまざまなウゲゲがいるの
です。

第一回目で「後ずさりして船から落ちそうになった」のが長い
長いヘビのようなギンアナゴ、鋭い歯を持ち太い魚体をクネク
ネしながらあがってくる様子は「ゾゾゾワッ」とするものでし
た。
市場には出ませんが、網はずしのおばあちゃんは「もらうだや
ぁ」とオカズにしてしまうらしい。さすがです。

南浜名湖あやしい探検隊さらに南へ6

ペタッと居座りますはエイであります。
「尻尾切っとくか」と船長が包丁でエイヤッと尾を切るのはこ
こに毒針を持っているから、これもおばちゃんのオカズになる。
「ヒレの部分がおいしいのよう」と教えていただきました。

南浜名湖あやしい探検隊さらに南へ6

こちらは隣の船小屋で撮らせていただいたもの。
大きな貝の隣に同様の大きさの貝がなんとヤドカリ、お茶のボ
トルと比べれば大きなことがわかるでしょうか。

「浜名湖にもデカイやどかりがいてな、これで鯛を釣る衆もお
おいんだよ」と漁師さん。

出てきたら怖そうな大きさのヤドカリも刺し網にかかるのです。

「網でなんで貝やヤドカリがかかるの?」

「魚が網で動けなくなると、こいつらがすぐに魚を食べに来る
のさ」

「!!!!!」

遠州灘のウゲゲ魚もさるものなら、それを即効で食いに網をあ
がってくる貝やヤドカリがいるとは。

ますます浜名湖や遠州灘の漁の楽しさを実感しつつお礼を言う。

「もう明るくなるででシラコ船が出てく様子でも撮ったらどう
だ」

南浜名湖あやしい探検隊は、千葉丸の大場船長にお礼をいいつ
つまだ明けぬ今切口に今度は徒歩で向かうのでありました。

つづき・・そうです。



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