浜名湖守るアマモの林

カテゴリー │舞阪の自然を守る会

浜名湖守るアマモの林

南浜名湖弁天島の「いかり瀬」は船でしか渡ることができな
い自然の宝庫です。

海洋性の植物や海鳥たちが休むその自然を守ろうと観察会や
保護活動をしているのが「舞阪の自然を守る会」のみなさん
です。

自然観察はその地を詳しく案内いただけるガイドが必要です。
そしてその心を知るのも観察の目的です。

「ほら、これはコマツヨイグサですよ」とゆび指す先の荒地
には厳しい自然にも負けない美しい花があるのでした。

浜名湖守るアマモの林

すっかり潮の千いた「いかり瀬」の周囲には青海苔を育てる
棚があります。4月いっぱいの漁期の青海苔がびっしり着く
この棚は腰ほどの高さがあります。
今さらながら浜名湖の干満の大きさを知ることができました。

浜名湖守るアマモの林

海辺には小学生の自然観察会でも紹介される「アマモ」が育
っています。

海を浄化するこの草は藻ではなく海草に分類されます。アマ
モは海中に生える種子植物であり白い花を咲かせるのです。
有名な別名は長いことで知られ「リュウグウノオトヒメノモ
トユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)といい
ます。

浜名湖守るアマモの林

いかり瀬は海の波が打ち寄せる海草の育つ場所、そして過酷
な自然の中で健気に育つ貴重なる植物が花を咲かせる場所で
もあります。

地元の自然を守り、大切な海洋性の植物を外来植物から守る
活動を続ける「舞阪の自然を守る会」のみなさんとの「いか
り瀬」の自然観察はまだ続きます。



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