舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品

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舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品


南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
正月を利用してかつて取材した写真よりさまざまな幸を紹介しています。

浜名湖の冬は新鮮な牡蠣が水揚げされる時、まだ暗い舞阪を出発した牡蠣漁師さんは奥浜名湖の山と川の幸で肥育した牡蠣を曳き船に満載し、力強いエンジン音を響かせて舞阪の揚げ場を目指してきます。

この時間でまだ8時前、冷えた湖面に排気の熱でもうもうと白い水蒸気をあげる早朝からの漁師さんの働きです。

舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品

曳き船上で崩されながら揚げ場についた牡蠣は平スコップで揚げるほどの量と重さ、船に山となった牡蠣は剥き小屋で待つ働き者の主に女衆、剥き子さんに託されます。

手剥きの数に限界があることから舞阪の牡蠣は毎日限定の数となります。

舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品

剥き小屋で働くのが剥き子さん、揚げたばかりの牡蠣を一個づつに崩し、作業台に運べば牡蠣剥きナイフでひとつづつ開いていきます。
新鮮な牡蠣を開け続ける剥き小屋は海の香りに満ちています。

まずは早朝に出荷する分(舞阪のシラス干しの名店や浜名湖の海産物を商う店など)を剥き、午後3時頃までかけて一日分を剝いていきます。

舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品

浜名湖牡蠣の魅力は漁師さんがいう「黄色(実際は肌色のような」にあります。ぷっくりと太り大きく、水に晒さないために栄養と味をしっかりと封じ込めた牡蠣が出荷されています。

浜名湖牡蠣は全量加熱用とされているのは、水に晒し滅菌する処理を持たないことから。新鮮なままの大きな牡蠣をより早く楽しむことができます。

舞阪牡蠣は毎日手剥きできるだけの限定品

今回の取材協力はカネ幸堀内商店のみなさん。
剥き子さんの剝いた牡蠣をすぐに袋詰めしていますからこれ以上の剥きたてはありません。

牡蠣といえば牡蠣フライや鍋料理で楽しむことが多いものですが、舞阪風なら牡蠣の天ぷらがオススメです。
大きな牡蠣をふわり天ぷらにして塩か醤油で愉しむこと。一度お試しください。

いよいよ始まる今年の浜名湖牡蠣の水揚げ、これからの水揚げの盛りをお楽しみください。

※取材協力:カネ幸堀内商店
カネ幸堀内商店の記事はこちらです



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