2016年09月23日15:15

南浜名湖は海の産地、台風過ぎても雨雲去らず、浜名湖は地域の調整池となって大小の川からの雨水を海として呑み込んでいます。
大雨が降っても浜名湖の周囲は浸水などの被害がないのは海ともいえる広さを持ち海とつながる浜名湖は満ちることがない海といえるのです。
「大きなアユが入ったなあ」
浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場の朝、漁師さんの籠の中に大きく育ったアユが見られます。
雨のために川を下ってきたアユたちが海である浜名湖の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入ったものです。
秋深まればアユたちは大きく育ち、落ち鮎として浜名湖に注ぐ川を下り河口周辺で産卵して一生を終えます。
その卵は早い春に孵化して海である浜名湖で育ち、やがてまた川を遡上していきます。
浜名湖に棲む魚のほとんどは海の魚ですが、アユは海と川を行き来する魚です。

アユと共に海と川を行き来する魚にウナギがあります。
浜名湖の天然ウナギはご存知のように遠く西太平洋のマリアナ海溝周辺の海で産卵し、幼生から稚魚になりまた日本の河川へと回帰します。
秋深くに浜名湖ではウナギ回帰作戦を行い、漁師さんの協力を得て大きく育った親ウナギを厚め、遠州灘沖で放流する事業を続けています。
海である浜名湖にウナギが下るのも秋、秋深くには丸々と大きなウナギを見ることができます。
海とつながることで海である浜名湖はアユを育てウナギを育てて、川の生態系を守る海でもあります。
秋深まりアユが下りはじめればアユを狙う魚たちも共に浜名湖に下ってくる、季節は少しつつ秋に向かっています。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん
雨降れば秋 浜名湖のアユ・浜名湖の天然ウナギ≫
カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん

南浜名湖は海の産地、台風過ぎても雨雲去らず、浜名湖は地域の調整池となって大小の川からの雨水を海として呑み込んでいます。
大雨が降っても浜名湖の周囲は浸水などの被害がないのは海ともいえる広さを持ち海とつながる浜名湖は満ちることがない海といえるのです。
「大きなアユが入ったなあ」
浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場の朝、漁師さんの籠の中に大きく育ったアユが見られます。
雨のために川を下ってきたアユたちが海である浜名湖の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入ったものです。
秋深まればアユたちは大きく育ち、落ち鮎として浜名湖に注ぐ川を下り河口周辺で産卵して一生を終えます。
その卵は早い春に孵化して海である浜名湖で育ち、やがてまた川を遡上していきます。
浜名湖に棲む魚のほとんどは海の魚ですが、アユは海と川を行き来する魚です。

アユと共に海と川を行き来する魚にウナギがあります。
浜名湖の天然ウナギはご存知のように遠く西太平洋のマリアナ海溝周辺の海で産卵し、幼生から稚魚になりまた日本の河川へと回帰します。
秋深くに浜名湖ではウナギ回帰作戦を行い、漁師さんの協力を得て大きく育った親ウナギを厚め、遠州灘沖で放流する事業を続けています。
海である浜名湖にウナギが下るのも秋、秋深くには丸々と大きなウナギを見ることができます。
海とつながることで海である浜名湖はアユを育てウナギを育てて、川の生態系を守る海でもあります。
秋深まりアユが下りはじめればアユを狙う魚たちも共に浜名湖に下ってくる、季節は少しつつ秋に向かっています。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん