舞阪トラフグ漁 旗ウキを揚げる

カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012

舞阪トラフグ漁 旗ウキを揚げる

日の出と共に遠州灘の漁場に延長5km、エサをつけた枝バリ600
もの底はえ縄を沈めた漁徳丸は、いよいよ巻き揚げをはじめます。

底はえ縄の両端と中央には旗ウキが浮き、その片端の旗ウキを揚
げて底はえ縄のひと口をつかまえます。

舞阪トラフグ漁 旗ウキを揚げる

底はえ縄の目印となる旗ウキは東端が二枚の旗が、中央は一枚の
旗、西端は三枚の旗がついています。
同じ海域を航行する船はその目印でそこにはえ縄が沈んでいること
を知るのです。

舞阪トラフグ漁 旗ウキを揚げる

約8mに一本の枝バリを巻き揚げながら、マンパチに納めてゆく作業
はとても忙しく、船のコントローラーを操作して微速で前進しながら巻
きあげていきます。
エサがついたままのもの、ヒトデなど海中のものなどを外しながらの
作業が続きます。

舞阪トラフグ漁 旗ウキを揚げる

さらに英治船長は船べりからはえ縄が揚がる海中を覗きこみ、トラフグ
や魚がついていれば巻き揚げ機を瞬時に止めて取り込むのです。

冷たい風が吹きぬける船上で、海中を覗き、縄を収納しながら前進して
ゆく漁徳丸の英治船長、その縄にトラフグがかかりますようにと祈り信じ
ながらの作業が続いています。

※取材協力:漁徳丸 英治船長



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