舞阪トラフグ漁 トラフグの歯を切る

カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012

舞阪トラフグ漁 トラフグの歯を切る

舞阪の沖に延長5kmの縄に600本ほどの枝ばりをつけた底はえ縄
で釣るトラフグ漁が終わります。
これを二度繰り返せばもう午後、トラフグ船団は午後からの競り時間
までに舞阪港に戻ります。

漁徳丸の英治船長は水揚げのための作業をはじめます。

舞阪トラフグ漁 トラフグの歯を切る

遠州灘の砂底で貝などを捕食するトラフグは協力な顎と上下二本づ
つの歯を持っています。
トラフグ漁師さんは市場に揚げる前にこの歯を切り取って出荷します。
指などが入れば容易に切り取ってしまうほどの危険なトラフグの歯を
ニッパーで全て切り落します。

舞阪トラフグ漁 トラフグの歯を切る

舞阪のトラフグは歯を、舞阪・雄踏などのカニ(ガザミ=ワタリガニ)は
ツメの片側を切り取ることで市場以降の流通経路での怪我がないよう
にしています。

舞阪トラフグ漁 トラフグの歯を切る

歯を切り取られたトラフグは仕切りをつけて一匹づつ泳がせる水槽に
入れられて活魚のまま港に運ばれていきます。
いよいよ漁徳丸の凱旋がはじまります。

※取材協力:漁徳丸 英治船長



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