2018年09月21日12:55

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の生き物が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の幸が集まる早朝の雄踏市場の秋はエビとカニの季節、例年は初夏から水揚げされる浜名湖のワタリガニは今年は育ちが遅くなり秋の今に大きなものが水揚げされています。
今年は秋のワタリガニが楽しめそうです。
市場に並ぶワタリガニ(写真はガザミ)を見ればこのカニは泡をブクブクと吐いています。

もう広く伝えられていることですが、どのカニも泡を吹いているわけではありません。カニは甲羅の中(体内)に塩水を蓄えていて乾くことを防いでいます。
カニを持ち上げると海水を吐き出していることがあります。水揚げから時間が経ち、海水に触れなくなったカニは体内の水分量が減り濃くなることから泡になるのだそうです。泡はカニの危険信号でもあります。

今年の浜名湖の秋はワタリガニの季節になりそうです。
写真左は人気のガザミ、右は青紫色の甲羅を持つタイワンガザミのオス。どちらも育ちながら秋に最も熟れていきます。
その中に見つけた泡吹きのガザミ、落札されて運ばれていくところでしたが、泡を吹いた緊急事態です。
市場の生け簀にそっと浸けてから戻しました。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
※雄踏港市場のお魚さん
浜名湖ワタリガニ カニが泡吹くのはどうして≫
カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の生き物が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の幸が集まる早朝の雄踏市場の秋はエビとカニの季節、例年は初夏から水揚げされる浜名湖のワタリガニは今年は育ちが遅くなり秋の今に大きなものが水揚げされています。
今年は秋のワタリガニが楽しめそうです。
市場に並ぶワタリガニ(写真はガザミ)を見ればこのカニは泡をブクブクと吐いています。

もう広く伝えられていることですが、どのカニも泡を吹いているわけではありません。カニは甲羅の中(体内)に塩水を蓄えていて乾くことを防いでいます。
カニを持ち上げると海水を吐き出していることがあります。水揚げから時間が経ち、海水に触れなくなったカニは体内の水分量が減り濃くなることから泡になるのだそうです。泡はカニの危険信号でもあります。

今年の浜名湖の秋はワタリガニの季節になりそうです。
写真左は人気のガザミ、右は青紫色の甲羅を持つタイワンガザミのオス。どちらも育ちながら秋に最も熟れていきます。
その中に見つけた泡吹きのガザミ、落札されて運ばれていくところでしたが、泡を吹いた緊急事態です。
市場の生け簀にそっと浸けてから戻しました。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
※雄踏港市場のお魚さん