浜名湖ワタリガニ図鑑 ガザミ・タイワンガザミ・コウマルガニ・ドウマン

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浜名湖ワタリガニ図鑑 ガザミ・タイワンガザミ・コウマルガニ・ドウマン

大きな写真はこちらです。

南浜名湖は海の産地、舞阪のしらす・活魚・鮮魚は舞阪・新居港に、海につながる浜名湖の幸は雄踏(ゆうとう)・鷲津港などに水揚げされています。
夏近づくこの時期に浜名湖の市場に水揚げがはじまるのが、浜名湖のワタリガニ類のカニたちです。

雄踏港市場でカニを仕入れた浜名湖の魚が買えるコンビニこと「よらっせYUTO」の井口大将にお願いして、水揚げがはじまったワタリガニ類の写真を撮らせていただきました。

左上からタイワンガザミ(オス)です。ガザミと同様に愛されるタイワンガザミのオスは見事な青紫色をしています。
ガザミよりハサミ脚が長く立派なことが特徴、蒸す・茹でるかすればガザミ同様真っ赤に変ります。

左下がガザミ、浜名湖ではササガニとも呼ばれて愛されています。緑黒の甲羅に白い縞が見えるのが特徴です。
ワタリガニ類は最も後ろ脚の先がボートのオールのような形になり、器用に潮に乗って泳ぎます。

右上がイシガニ、浜名湖ではコウマルガニとも呼ばれています。最も気が強く、近づくだけでハサミを振り上げ、その長く力強いツメで襲いかかります。これまでの三種のカニは流通の間に挟まれないようハサミの片側を切り取られて市場に並びます。

右下が浜名湖最大に育つドウマン、種名はトゲノコギリガザミです。高知などの特産でもある南方種のカニの生息北限が浜名湖と言われています。このカニだけは見事なツメの身を楽しむため、ツメを縛られて市場に並びます。

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こちらは漁師さんに見せていただいたタイワンガザミのメスたちです。
オスは青紫色をしていますが、メスはガザミに近い色、甲羅に黒い星を散らしていることで判別できます。

浜名湖のカニに加え、舞阪港でも遠州灘沿岸の刺し網でもガザミが獲れはじめています。
夏近づけばカニの季節、よらっせYUTOほか浜名湖周辺の魚屋さんでお買い求め、または浜名湖料理店でお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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