南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、舞阪港は連日の鯛網漁豊漁と初ガツオの
水揚げで活気が上がり、市場には仲買さんを囲む多くの魚屋さん、
料理人さんで賑わっています。

鯛網漁とは遠州灘の底を二艘の船で曳く二艘曳き底曳き漁、主に
マダイやクロダイ、ヒラメに混獲されるヘイケカニ（タカアシガニ）や
コウイカなどが活魚で、ホウボウなどは氷り絞めして水揚げします。

「幸福丸」のデッキに開く遠州灘「カンコウ（生簀）」から大きなタモ
でマダイがすくわれていきます。



舞阪サーフなどの釣りで大人気の遠州灘の座布団ヒラメたちもカ
ンコウを泳いだまま到着し、船の際で水揚げ即競りで、落札した
仲買さんの市場の生簀へと入れられていきます。



カンコウから紅白の長い脚が見えればそれはヘイケカニ（舞阪市場
名　タカアシガニ）の登場です。

大きなものは2メートル以上にもなる巨大ガニが市場に並びます。
脚も二つ割りしてミソたっぷりの甲羅も蒸し焼きにして楽しむヘイケ
カニは舞阪の料理屋さん、居酒屋さんに運ばれていきます。



鯛網漁の賑わいの中に舞阪の初ガツオ船団が到着します。三日連
続で豊漁を見せた舞阪のモチガツオが港の勢いを上げています。



モチガツオとは身のモチモチした食感を楽しむ魚、舞阪港の午後に
揚がった初ガツオは夕方から早い夜に食すもの、初ガツオを食べるに
は夕方に料理店、居酒屋さんで楽しむべし。

「お取り置き」などできないモチガツオの食感をお楽しみください。

※取材協力：浜名漁協　幸福丸のみなさん　報神丸

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