南浜名湖あそび隊！

昨年度は春から新年まで南浜名湖の魚やエビ、カニなどの「浜名
湖もの」を水揚げする雄踏港市場の一年を見せていただきました。
本日3月26日、雄踏港市場が新年度の競りを開始しました。

舞阪港市場は主に遠州灘の魚が水揚げされる市場、雄踏港市場
は浜名湖内の雄踏（ゆうとう）、村櫛（むらくし）などの漁師さんが
浜名湖の伝統漁角立て網（かくだてあみ＝定置網）で魚を獲ってい
ます。

海に繋がる浜名湖は潮の干満の影響を強く受ける海の延長、湖と
いうより内湾のように海の魚たちが泳いでいます。
また汽水域でもあるところから、魚種の豊富さで知られています。



例年3月25日が角建て漁の解禁となることから26日が初日となって
います。
初日の市場は1月半ばからの休漁期間の間待っていた多くの仲買
人さん、浜名湖料理の料理人さん、魚屋さん、浜名湖のお魚ファン
が集まる賑わいとなりました。



初日の雄踏港市場の端競り（はなせり＝一番に競られるもの）は
見事なハマグリ、雄踏の漁師さんがハマグリのポイントで採ったもの。
春のハマグリは身が大きく、質と量ともに大きな話題を集めました。
※丸小水産ばあばのオススメご参照

雄踏港市場は月曜～土曜開催、今後浜名湖の魚、カニ、エビなどが
多く集まり浜名湖の旬を見ることができます。

※取材協力：浜名漁協