2013年03月05日14:15

舞阪港は春漁はじまりと共に赤い魚が水揚げされ、市場を華
やかにさせています。
魚の中でどの魚が美しいかは好みによるところですが、個人
的には「アマダイ(甘鯛)」こそ美しいと思う。その色は完熟し
たマンゴーのような美しい色をしているのです。
そのアマダイに姿も似た魚に「テツ」がいます。
テツとは舞阪港での市場名、この魚は「イラ」というブダイの
仲間のひとつです。
鮮魚(氷り締め)で水揚げされるイラの口もとをみれば上下に
見事な小さな牙を持っていますが、生きている時にはこの牙
を掴んで噛みつくといいます。

春を感じる赤い魚ばかりが入ったボウラ(魚競り用籠)を覗け
ば、テツ(イラ)にマダイ、右手前にイトヨリダイを見ることがで
きます。
高級なアマダイはご厚意でおいしくいただいたことがあります
がテツはまだ経験がありません。
今シーズンはなるべく多くの身を楽しんでみたいと思います。
※取材協力:浜名漁協
舞阪港 テツの牙 イラ≫
カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港は春漁はじまりと共に赤い魚が水揚げされ、市場を華
やかにさせています。
魚の中でどの魚が美しいかは好みによるところですが、個人
的には「アマダイ(甘鯛)」こそ美しいと思う。その色は完熟し
たマンゴーのような美しい色をしているのです。
そのアマダイに姿も似た魚に「テツ」がいます。
テツとは舞阪港での市場名、この魚は「イラ」というブダイの
仲間のひとつです。
鮮魚(氷り締め)で水揚げされるイラの口もとをみれば上下に
見事な小さな牙を持っていますが、生きている時にはこの牙
を掴んで噛みつくといいます。

春を感じる赤い魚ばかりが入ったボウラ(魚競り用籠)を覗け
ば、テツ(イラ)にマダイ、右手前にイトヨリダイを見ることがで
きます。
高級なアマダイはご厚意でおいしくいただいたことがあります
がテツはまだ経験がありません。
今シーズンはなるべく多くの身を楽しんでみたいと思います。
※取材協力:浜名漁協