南浜名湖あそび隊！

「私もねボラ味噌を作ったよ、おいしいよ」
仲買さんの一人、マルキのお母さんとボラを見立てます。
市場で魚のプロに話しを聞くのが楽しみです。

今年度の雄踏港市場の競りもいよいよ11日（金）と12日（土）、
最終日15日（火）を残すのみとなりました。雄踏港・鷲津港は浜
名湖の魚を扱いますが、角立て網（定置網）の漁期が終わると
共に3月末まで市場が閉まります。



昨日の市場にボラやクロダイを水揚げしたのは舞阪の漁師、渡
辺正一さん、三枚網、一枚網で鯛などを獲る名人です。
潮通しのよい南浜名湖で網をくるりと回して曳き、魚を獲ってい
ます。



船のカンコウ（生け簀）で活きのまま運ばれた魚は、市場にある
大きな生け簀の籠に入れられます。活魚はここから競りに並べら
れて札が入ります。



少しだけお手伝いのご褒美に小鯛をいただきました。
皿サイズのクロダイは人気があり、とてもおいしい冬の浜名湖の
幸なのです。　正一さんごちそうさまでした。



舞阪港に続き、昨年春から通った早朝の雄踏港の魚を「雄踏港
市場のお魚さん」で紹介させていただきました。
早起きして通う市場では浜名漁協のみなさん、漁師さん、仲買さ
んに料理人さんにさまざまな教えをいただきました。

やさしい正一さんは毎日市場裏に通ってくるニャンコにも小魚を
プレゼント、この猫も雄踏港の仲間です。

いよいよ残り2回の雄踏港市場の魅力を今期最後まで通い伝えた
いと思っていります。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　渡辺正一さん