2012年12月03日14:15

遠州灘のトラフグ漁は、遠州灘トラフグのブランドを持つ高級魚、
毎年10月から翌年の2月末まで許される舞阪港トラフグ船団は
遠州灘の漁場を早暁のクジ引きで決めて出漁していきます。
延長5kmもの長さを持つ底はえ縄には東端に二枚の旗がつい
た旗ウキを西端には三枚の旗の旗ウキが、中央には1枚の旗
がついたウキが浮かびます。

海域を航行する船はその旗を見て底はえ縄の存在と方向を
知ることができます。
漁徳丸の英治船長の二度目の底はえ縄も半ばを迎えます。
延長の中央に浮く一枚旗のウキを回収すれば、残り約2.5km、
残りのハリは300本ほどを残すのみとなります。

我慢に我慢を重ね、慎重で素早く縄を回収してゆく船長の縄に
トラフグがかかってきます。
船べりから覗き込めば白い腹、美しい斑を持つトラフグが浮いて
くる。この瞬間のために全てはあるのです。

外れやすいトラフグを縄を持って船べりに当てないように揚げる。
大きなものはタモ網ですくいあげて持ち上げる。
㎏単位で競られるトラフグの一匹は大変貴重な水揚げとなります。
残りに願いのスパートをかける漁徳丸の縄が次第に短くなってき
ます。
※取材協力:漁徳丸 英治船長
舞阪トラフグ漁 旗一枚の旗ウキ≫
カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012

遠州灘のトラフグ漁は、遠州灘トラフグのブランドを持つ高級魚、
毎年10月から翌年の2月末まで許される舞阪港トラフグ船団は
遠州灘の漁場を早暁のクジ引きで決めて出漁していきます。
延長5kmもの長さを持つ底はえ縄には東端に二枚の旗がつい
た旗ウキを西端には三枚の旗の旗ウキが、中央には1枚の旗
がついたウキが浮かびます。

海域を航行する船はその旗を見て底はえ縄の存在と方向を
知ることができます。
漁徳丸の英治船長の二度目の底はえ縄も半ばを迎えます。
延長の中央に浮く一枚旗のウキを回収すれば、残り約2.5km、
残りのハリは300本ほどを残すのみとなります。

我慢に我慢を重ね、慎重で素早く縄を回収してゆく船長の縄に
トラフグがかかってきます。
船べりから覗き込めば白い腹、美しい斑を持つトラフグが浮いて
くる。この瞬間のために全てはあるのです。

外れやすいトラフグを縄を持って船べりに当てないように揚げる。
大きなものはタモ網ですくいあげて持ち上げる。
㎏単位で競られるトラフグの一匹は大変貴重な水揚げとなります。
残りに願いのスパートをかける漁徳丸の縄が次第に短くなってき
ます。
※取材協力:漁徳丸 英治船長