舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012

舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

遠州灘の沿岸から5マイルあたり、延長5kmに及ぶ底はえ縄を降
ろした舞阪のトラフグ漁船漁徳丸ははえ縄を巻き上げながら海を
行きます。

舞阪のトラフグ漁は5kmのこの綱を二回入れられます。船上には
二回分の底はえ縄を載せてゆくのです。

舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

海底から引き揚げるはえ縄にはトラフグ以外の魚もかかってきま
す。この美しい魚は「イトヨリダイ」、美しい黄色が尾の先まで伸び
るおいしい魚です。

この他、サメやギンアナゴ、サバフグなどがかかりますが、岸寄り
沖で獲れる魚が変わります。

舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

この後、600本もの枝バリがあがってきますが、エサも食われてい
ない状態が続き、たまの魚もトラフグ以外の魚ばかり、貴重な遠州
灘のトラフグは毎回多くが獲れるわけではありません。
一度目のはえ縄にトラフグの顔は見られませんでした。

ならば、海域を変えて、さらに沖に向かった漁徳丸の英治船長は
二度目の底はえ縄を入れ始めます。

舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

2度目のはえ縄についたエサを欲しがる大きなカモメが船尾を舞い
追ってきます。
そのカモメを見つけて別のカモメも飛来します。
2度目にはトラフグを獲る、漁師さんの仕事は天気に潮にツキもある
仕事、次の水揚げを信じて海を行くのです。

※取材協力:漁徳丸 英治船長



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この記事へのコメント
トラフグ漁の取材に行ったというのに序縄はまさかまさかのトラフグ0匹っ(涙)

これはホントにヤバいぞ~~って心臓バクバク状態でしたっ(本人談)

このままトラフグが釣れなかったら・・・

どうなるんでしょっ(汗)

はてさて二番縄の結果は・・・乞うご期待ですねっ(笑)
Posted by エージ at 2012年11月29日 18:49
英治船長ありがとうございます。 まだまだっ!と二番に賭ける船長の姿に、漁のきぴしさ、喜びへの時間を共有させてもらいましたね!
レポートもまだまだっ!
Posted by イチロー at 2012年11月30日 06:24
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    コメント(2)