舞阪岐佐神社祭礼 篠と注連縄の結界

カテゴリー │舞阪大太鼓祭り2012

舞阪岐佐神社祭礼 篠と注連縄の結界

今日の0時過ぎ、舞阪の四町の幟(のぼり)立てが行われ、明日よ
りの舞阪大太鼓祭りこと岐佐神社祭礼の準備が進んでいます。

舞阪往還通りは旧き東海道、この道を進む旅人が突き当たる海か
ら海上一里の船渡しとなった舞阪宿は東海道三十番目の宿として
賑わいました。

舞阪岐佐神社祭礼 篠と注連縄の結界

往還通りに面する三町(東より新町、仲町、西町)の幟が立てられて
います。(砂町幟は魚あら前あたり)
仲町の幟がある場所が往還通りが最も狭くなるところ、神輿、大太
鼓、手踊り屋台の巡行のため、少しでも広くと幟は少しずらされて立
てられています。

車で通行はできますが、ここは結界、車の通行は迂回いただきたい
ところです。

舞阪岐佐神社祭礼 篠と注連縄の結界

往還通りに面する家々の前に立てられた篠に注連縄がかけられてい
きます。
岐佐神社祭礼は祭神が神輿で渡りをする祭り、舞阪港方面から新町
へ、稲荷山までが神輿の順路、神が行く道を篠と注連縄で結界が作
られてゆくのです。

旧き伝統を守り、今も旧暦9月14日15日を祭礼とする祭り、今年は明日
28日が宵祭り、29日月曜が本祭りとなります。

神が行く道ができあがってゆく舞阪の朝なのです。



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この記事へのコメント
イチロー@二代目弁天小僧さん、こんにちは・・・
画像に今は空家になっている往還通りの元、自宅です・・・
(明治初期に建立)100年以上経っています・・・軒下が昔の道迄出っ張っているのが名残りです・・・道路隔てて南側に狭い路地を入っていくと岐佐神社の北側の入口が有ります。
Posted by 通りすがり at 2012年10月27日 11:51
通りすがりさん、こんにちは
往還通りの祭り風情は特別なもの、戸を大きく開いて
仲間を迎え入れる舞阪独特の情緒がありますね。
往還通りに面する家を保つのは大変だと聞いていますが、
あの賑わいを見ると少し憧れてしまうのです。舞阪の歴史
と共にある家、素敵ですね。
Posted by イチロー@二代目弁天小僧イチロー@二代目弁天小僧 at 2012年11月01日 11:05
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