舞阪港カツオ漁 今切口を越える

カテゴリー │哲昌丸 黒潮のカツオ漁

舞阪港カツオ漁 今切口を越える

舞阪のカツオ船団が毎日のように向う遠い南の黒潮の海域上から
漁を終えて舞阪へ戻る。

せめてものお手伝いと、デッキ上にホースで海水を撒いていると、
イワシを拾いました。カツオたちが黒潮で追っていたベイトです。
釣れたカツオは船上でガツンと後頭部を一打されて絞められる時に
吐き出したイワシです。

このイワシの群れの中に哲昌丸の曳き縄の先のバケ(疑似餌)と
ハリがカツオを誘い釣りあげていたのです。

舞阪港カツオ漁 今切口を越える

舞阪沖はるかから、陸(おか)は見えています。
近視の目には蜃気楼のように見える陸(おか)は船長にははっきり
と見え、陸近いことを教えてくれる。

見えてからが遠い沖からとうとう浜名湖の入口、今切口に戻ってき
ました。

舞阪港カツオ漁 今切口を越える

今切の午後一番の時間は船のラッシュ時間です。
遠州灘広く操業するシロコ船(しらす漁船)が戻ってきます。

一度水揚げをした船が再度、海に向って出てきます。
広い海からはわずか200メートル幅の今切の海道を通って戻り、また
海に出るのです。

その狭い海道に哲昌丸は向います。

舞阪港カツオ漁 今切口を越える

狭い海道を後続して進入したシロコ船「日進丸」が波をけたてて今切
口を行きます。

乗っている哲昌丸を自らは撮れない。
海から戻る船はみな胸を張って今切口を抜けて浜名湖に入ります。
その一艘に今、乗っていると実感するのです。

※取材協力:哲昌丸

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