舞阪沖浪裏勝男 グレートウェーブ 

カテゴリー │哲昌丸 黒潮のカツオ漁

舞阪沖浪裏勝男 グレートウェーブ 

今年初のカツオ漁に向ったのは4月18日、同じ哲昌丸の和久田
船長にお誘いいただいて舞阪沖はるか4時間を越える南の海域
でした。

急な黒潮の流れに逆らう風向きに船はロールし、ピッチして立つ
こともままらない中にいた。

かの葛飾北斎の「富岳三十六景」の中で最も有名な「神奈川沖
浪裏」はご存知のとおり大浪の中を小船が行く様子を表している。

「Great wave」という名で世界に知られているこの様式美を黒潮
の中で体験するのです。
かつてNHKでこの浮世絵の解説番組がありましたが、あの小船
はカツオを新鮮なままに運ぶ船だと言うのです。

舞阪沖浪裏勝男 グレートウェーブ 

昔も今もカツオを獲るのは同じ、大浪の中に行く船は一匹づつ大
切に大浪からカツオを引き抜き、新鮮なままに運ぶのです。

大うねりの中で併走する僚船はキャビンの先だけ見えていたり、
大海原の向こうから無線アンテナの先から現れます。

舞阪沖浪裏勝男 グレートウェーブ 

真横を僚船の「報神丸」が行きます。
大海原の上には高い空まで続く雲が太陽を遮ります。

全て逆光の中に船が近づき遠ざかり、交差しようと船足を急がせ
て通り過ぎます。

船長たちは突然やってくる船尾のお祭りに飛び出して、大浪の中
からカツオを稼ぎ出しているのです。

※取材協力:哲昌丸

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