舞阪港カツオ漁 連日12時間の漁へ

カテゴリー │哲昌丸 黒潮のカツオ漁

舞阪港カツオ漁 連日12時間の漁へ

カツオ独特の臭味もなく、歯にもっちりする食感を楽しむ舞阪の
カツオは「モチガツオ」と呼ばれるブランドガツオとして知られ、愛
されています。

宮崎沖から東へ東へと黒潮に乗って育ちながら旅をするカツオの
若魚たちは南浜名湖舞阪港からはるか南を通り抜けていきます。
その海域を目指し、舞阪のカツオ船団が連日向います。

日が変ったばかりの深夜、舞阪港周辺の着け場(漁船の係留場
所)でディーゼルエンジンが始動します。

前日の漁の片付けをこの日のスタートとする準備をしたカツオ船
はカツオを新鮮に保つ氷をたっぷりと積んでいます。

舞阪港カツオ漁 連日12時間の漁へ

舞阪のチャカ船(さまざまな漁をする船)はこの季節はカツオ船と
なって南へ向う。
船から前に突き出した長い引き縄棹を開き、曳き綱を曳いてカツオ
を狙う海域は毎日のように変わります。

今回「再び群青の黒潮の海へ 舞阪港カツオ漁」は和久田船長の
哲昌丸に同乗させていただきます。

昨日までの「漁徳丸 黒潮のカツオ漁」でお世話になったエージ船
長の漁徳丸の着け場は哲昌丸と並んでいます。

先に出港した漁徳丸の出漁を見送り、哲昌丸がまだ深く眠る舞阪
を出漁します。

舞阪港カツオ漁 連日12時間の漁へ

漁徳丸に乗せていただいたのは5月9日、20回連載を続けるうちに
5月も末となり南の黒潮の海は美しい群青に輝いていると聞きます。

早くなった夜明けには黒潮の上、また舞阪のカツオ船団の漁がはじ
まります。

連日、夕刻には明日に備えて眠り、深夜の海へ出漁する舞阪のカ
ツオ船団の活躍をお伝えしたいと思います。

今回は船上だけでなく、同じ海域で漁をする舞阪港カツオ船団の僚
船の様子も撮ってまいりました。
ご期待ください。

※取材協力:哲昌丸



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この記事へのコメント
今年はカツヲが豊漁だそうですね、先日モチカツヲを頂きましたが例年に無く味が良かったように思います。
漁師の皆さんのお陰で、私達は美味しいカツヲを頂ける事はありがたいことです^^
Posted by 幻想堂 at 2012年05月29日 16:00
幻想堂さん、こんにちは
「漁師さんの皆さんのおかげ」、うれしい言葉に感謝いたします。仕事とはいえ連日12時間も船の上、キツイ仕事の末に
私たちがモチガツオにありつけています。
今後とも応援をお願いいたします。
Posted by イチロー@二代目弁天小僧イチロー@二代目弁天小僧 at 2012年05月30日 09:59
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