哲昌丸 サワラ漁 100メートル先のしぶき

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哲昌丸 サワラ漁 100メートル先のしぶき

まだ真っ暗な舞阪港を出港して今切を抜け、西へ西へと愛知県境
の海へ、そこには舞阪の僚船、愛知県の漁船が混在するサワララ
ッシュの海となっています。

どの船も船腹から左右に長い曳き縄竿を出しています。
船が両手を広げて進んでゆくようです。

その竿から100メートルもの糸を曳いて海域を行きます。

哲昌丸の曳き縄竿が後ろへグーッと曲がっていきます。
船長はその糸を巻き上げ機にかけて慎重に船のスピードを合わせ
て巻いていきます。

哲昌丸 サワラ漁 100メートル先のしぶき

スピードが合わなければサワラは落ちてしまいます。
それでも船長はベテラン、100メートルも先の海からしぶきがあが
るのを教えてくれます。

「サワラがやってきます」

1メートルを越えるサワラにも大小があり、遠くの波間でしぶきを
あげて寄せられてくるのを見ればほぼ大きさがわかります。
大しぶきをあげてサワラが釣り上げられてきます。

哲昌丸 サワラ漁 100メートル先のしぶき

船中にとり込んだサワラが重なる。
4本の糸は2本同時にかかることもあるのです。

サワラは釣り上がると、体に斑点があることがわかります。
足元を叩いて飛びあがるほどのサワラの旬は続いています。

※取材協力:哲昌丸



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