2011年11月16日11:39

一昨日の舞阪港、午後に入るはずの底曳船が早く戻り、撮影の機
会を逸してしまって残念に思っていると、港の仲買、丸小(まる
こ)水産さんでうれしいご馳走魚に出会うことができました。
「ウマズラハギ」です。
カワハギもうまい魚ですが、さらに大型のウマズラハギは大きな
肝を持っています。
ちょうど仕事が行き詰まり、港で気分転換を図ろうとすると「肝
が小せえな」などと他の魚を目利きしている人の言葉がささった
ばかり、ならば「肝が大きい」魚を見るのです。

これはカワハギの肝、かつて舞阪港に近い「焼鳥肥後」でいただ
いた時の写真ですが、薄く透明なほどに美しい刺身も見事なら、
やはりこの肝の楽しみにとろけてしまう。
「口にいれると体温でとろけてしまう」と表現されるうまい肝を
持っているのです。
これを醤油にちょいと溶かして刺身と一緒に口に入れる。
(もちろん、この場合は目を閉じて口に入れる。不器用な箸が鼻
に行ってもそれは知らない)
この後はお試しあれ、口から至福の時間が流れ出し、言葉などは
出ずに「あぁ」などと吐息ともにとろろんと溶けた目を開けるの
みである。
舞阪港に行きましたら、丸小水産さんに立ち寄るべし。
いつも生簀にヒラヒラと小さなヒレで泳ぐカワハギ類を見つける
ことができる。
あとは今晩の肴は自分で料理をすると家に電話するのみである。
(酒屋に寄る楽しみが加わったりもするのです)
舞阪港のご馳走魚 ウマズラハギ≫
カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

一昨日の舞阪港、午後に入るはずの底曳船が早く戻り、撮影の機
会を逸してしまって残念に思っていると、港の仲買、丸小(まる
こ)水産さんでうれしいご馳走魚に出会うことができました。
「ウマズラハギ」です。
カワハギもうまい魚ですが、さらに大型のウマズラハギは大きな
肝を持っています。
ちょうど仕事が行き詰まり、港で気分転換を図ろうとすると「肝
が小せえな」などと他の魚を目利きしている人の言葉がささった
ばかり、ならば「肝が大きい」魚を見るのです。

これはカワハギの肝、かつて舞阪港に近い「焼鳥肥後」でいただ
いた時の写真ですが、薄く透明なほどに美しい刺身も見事なら、
やはりこの肝の楽しみにとろけてしまう。
「口にいれると体温でとろけてしまう」と表現されるうまい肝を
持っているのです。
これを醤油にちょいと溶かして刺身と一緒に口に入れる。
(もちろん、この場合は目を閉じて口に入れる。不器用な箸が鼻
に行ってもそれは知らない)
この後はお試しあれ、口から至福の時間が流れ出し、言葉などは
出ずに「あぁ」などと吐息ともにとろろんと溶けた目を開けるの
みである。
舞阪港に行きましたら、丸小水産さんに立ち寄るべし。
いつも生簀にヒラヒラと小さなヒレで泳ぐカワハギ類を見つける
ことができる。
あとは今晩の肴は自分で料理をすると家に電話するのみである。
(酒屋に寄る楽しみが加わったりもするのです)