南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪・新居漁港。今週は火曜からはじまった毎日数百本もの、もちかつをの水揚げに沸き続けました。

明日は土曜日の休漁日を活用して今期第２回目の舞阪漁港えんばい朝市が開催されます。その前に金曜日の需要に応える舞阪もちかつをが水揚げされました。



今日は風が変わり昨日までの水揚げとはいきませんでしたが、2キロを越えるものから1キロ後半の丸々と砲弾型に育つかつをが水揚げされています。

今年の舞阪もちかつをは育ちながら東へ向かう2キロほどの大きさ、はち切れそうに張り詰めた丸さが特徴です。
捌けば硬直前のモチモチの身が包丁から弾けて割れ、あの瑞々しい身が開かれます。

まさに「もう、もちかつをは食べたか」とちょっと自慢しつつオススメしたくなる食感を持っています。



「やっぱりかつをが一番好きだよ」と言う舞阪もちかつを揚げる名手たちの笑顔も弾ける舞阪漁港。

舞阪もちかつをは黒潮から引っこ抜いて縄をたぐり寄せ手にしたかつをの頭をを船縁にぶつけて締め、ぶ厚いスポンジに丁寧に寝かせ、凍らせずに冷やしてこそ生まれる特別なかつをです。

今週の業を成し終えた舞阪漁港の漁師さん、まだまだ続くかつをの季節に期待があがっています。

※取材協力：浜名漁協　舞阪漁港の漁師さん
※舞阪漁港市場のお魚さん