南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港の4月は遠州灘の猛魚が揚がる季節を迎えています。

春まで舞阪漁港名物のメヒカリなど深海の幸を水揚げしていた底曳き漁がこの季節多く水揚げするのが活ハモです。

舞阪漁港に水揚げされる魚はトラフグ・アマダイなど関西圏で珍重される魚も多く、ハモも同様に京・関西で珍重される魚です。



ハモは鋭い歯を持つ大きな口を持ち、活ハモの取り扱いは写真のようなハモばさみで頭を後ろを挟みます。

この猛魚は細かい骨が多く、下処理は骨切りを行います。その身を湯引きすればご存知のように白い牡丹の花が咲いたような身となり、梅肉を添えていただくのが京・関西風の楽しみ方です。

今年はこの優れた遠州灘天然ハモを使って地域の料理を創造する取り組みが始まっています。



4月から5月の遠州灘の幸の勢いを運ぶ底曳き漁の共榮丸がハモ漁で活躍しています。
今年は新しい食の楽しみが地元に生まれる楽しみが始まろうとしています。

※取材協力：浜名漁協　舞阪港共榮丸
※舞阪漁港市場のお魚さん