今年も漁新丸のコウイカの宇宙はじまる シラス漁直前!記録アリ!

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

今年も漁新丸のコウイカの宇宙はじまる シラス漁直前!記録アリ!

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は、春の海で活マダイを獲るタイ網漁船が遠州灘の春を港に運んでいます。

毎年のタイ網漁の楽しみの一つがタイ網漁船のひとつ漁新丸のみなさんが運ぶコウイカ・モンコウイカの姿です。
船首デッキの大ダルに海水を掛け流して運ぶイカは大ダルの海を泳いだまま舞阪に到着します。

コウイカ・モンコウイカの水族館です。こちらが背にまるでキスマークのような(目玉のようなという説もあり、いややはりキスマークがよい)模様を持つのがモンコウイカです。

今年も漁新丸のコウイカの宇宙はじまる シラス漁直前!記録アリ!

モンコウイカより小型で水揚げ時にやや茶色い色をしているのがコウイカです。漁新丸の漁師さんが丹精に活かして水揚げするから、こうしてまるで海の宇宙を泳ぐ宇宙船のようなイカを見ることができます。イカの生態を知ることもできるのです。

コウイカやモンコウイカは春に産卵のために遠州灘の岸を目指し、一部は浜名湖に泳ぎ入り藻場(アマモなどの林)などに産卵します。4月2日からの浜名湖の漁の網にもかかります。夏には孵化した小さなイカたち(新イカ)も水揚げされます。

今年も漁新丸のコウイカの宇宙はじまる シラス漁直前!記録アリ!

いよいよ今週水曜日(3月21日)は新年度のシラス漁が解禁、タイ網漁船はシラス漁が本業、この時期広く遠州灘に網を曳きながら水曜からはじまるシラス漁のキロク(魚探でシラスの群れを探す)があるようです。

「ほら、シラスだよ」と今年のシラス漁への期待を教えてくれました。
シラス漁解禁となればタイ網漁からシラス漁へと転換する船が増え、活魚・鮮魚漁の船が減りますが、舞阪といえばシラス漁、まずは解禁からの豊漁を誰もが期待しています。

いよいよ始まる春漁のフル操業、今週はうれしいお知らせをお伝えできるかもしれません。いえきっとそうなるでしょう。
シラス漁大船団が行く海にご期待ください。

舞阪漁港の水揚げの状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港漁新丸のみなさん
舞阪漁港市場のお魚さん



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