南浜名湖あそび隊！

「寒いのぉ、冷たいのぉ」と手をこすり合わせ、市場の自販機で缶コーヒーを買って手をぬくめる。

早朝6:30過ぎの浜名湖の雄踏市場はまだこれからが夜明けの時間、漁師さんはさらにまだ暗い時間に浜名湖に降ろした定置網に向かい、この時間に魚を市場に運んできます。

海の漁と同じく浜名湖の定置網も県による漁期が定められており、今年度の漁は1月15日（月）まで、来年度は4月2日に再開となります。漁期押し詰まる中、寒中の水揚げの中心は浜名湖のマハゼです。



秋にはどの岸からも楽しめる浜名湖のマハゼ釣り、冬の訪れと共に深みに降りたマハゼは育ち、夜の潮に乗って浜名湖伝統の小型定置網「角立て網（かくだてあみ）」に入ります。

秋と共に浜名湖のマハゼはこの時期の浜名湖の幸の中心として楽しまれています。



水揚げした漁師さんの数だけ列となるカゴが全て並べられて競り（入札）が始まります。

「あと明日と月曜だけになったなぁ」、遠州灘への漁が風と波で阻まれている今週、浜名湖漁師さんへの期待が高まっています。

まだぬくぬくしていたい夜明け前、既に漁師さんは浜名湖の風の中で働いてきます。
漁期中、期待される浜名湖の市場の開市日の賑わいを担っています。

今朝の市場の様子は「海老仙　浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　雄踏市場の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん