明日初漁を目指す 舞阪漁港トラフグ漁

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

明日初漁を目指す 舞阪漁港トラフグ漁

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は、遠州灘に漁する漁師さんの水揚げする産地市場です。

正月休みで充分に海と体を休ませた舞阪漁港は昨日6日に初漁となったシラス漁に続き、明日1月8日(月)が活魚・鮮魚の初漁日、期待のトラフグ漁も初漁を迎えます。(その他底曳き漁・アカムツ漁など)

トラフグ漁は底はえ縄漁と呼ばれ、全長5,000mもの縄に600本もの枝バリにエサをつけて沈め、トラフグを釣り上げる漁、事前に(連日の漁であれば毎日漁後に)エサをつける作業が行われます。

明日初漁を目指す 舞阪漁港トラフグ漁

漁師さんによって違いますがエサは塩蔵した小アジが多く使われています。
漁師さんは全長5,000mもの底はえ縄を2セット積み込みますから、合計1,200ものエサ付けを行います。

トラフグは遠州灘の砂底に潜って餌を待ち受け、近くに沈んできたエサに食いつきます。(トラフグは目があまり効かず近くにこなければわからないともいいます。

明日初漁を目指す 舞阪漁港トラフグ漁

洋上で底はえ縄を繰り出しやすいよう、舞阪のトラフグ漁のはえ縄は写真のような「マンパチ」という漁具に納めています。
一本の縄に多くの枝バリを収納でき、縄でつながる何箱ものマンパチを積み上げて1セットとなります。

午後の舞阪に水揚げされるトラフグ、水揚げ後にはまた翌日からの漁のため、こうしてエサ付けをする作業が待っています。
真冬の厳しい漁に出漁する前、そして後にはこのような作業が待っています。

明日は新年初漁、冬の舞阪を賑わすトラフグ漁の初漁を応援しています。

※取材協力:舞阪漁港の漁師さん
舞阪漁港市場のお魚さん



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