南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が水揚げされる早朝の雄踏市場で、仲買の海老仙のみなさんのご協力で4月末の浜名湖の幸の一部を撮らせていただきました。

さて海につながる浜名湖にはどんな魚やカニがいるのでしょう。名前がわかるでしょうか？



それではお教えしましょう。

タイワンガザミはガザミなどと同じくワタリガニの仲間、オスは青紫色をしていてハサミ脚が長く立派に見えると人気があります。

クロダイはセイゴと共に浜名湖を代表する魚、写真にはありませんがクロダイの仲間のキビレ（キチヌ）は浜名湖の人気釣り魚のひとつです・

メジナは岩礁魚のひとつで大きく育てば磯釣り師が狙う魚、小さいものは五目釣りにもかかりウミブナなとと呼ばれています。

ミミイカは遠州灘に多い小さなイカ、まるでゾウのダンボのように大きなヒレを使って泳ぎます。

ヒラメも浜名湖を代表する魚です。コショウダイは遠州灘で獲れる魚ですが浜名湖にも幼魚が泳いでいます。

イシガニもワタリガニの仲間、甲羅が硬いことからカタガニなどとも呼ばれています。二つに割ってカニ汁にするとおいしいカニです。

どうでしょう。南浜名湖は海の産地といえるでしょう。

※浜名湖雄踏・鷲津市場の水揚げの様子は「海老仙　浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」からご覧ください。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　海老仙のみなさん
※雄踏港市場のお魚さん