2016年12月03日11:15

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の漁もいよいよ今年度の最終期、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」漁の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場は来年1月半ばで漁を終えとしています。
角立て網にはこの時期に浜名湖の潮に乗って移動する魚が入ります。昨日はサヨリがまとまって入りました。
サヨリは針魚とも細魚とも書く魚でご存知のように下アゴが針のように伸び、その先に美しい紅をひいています。

遠州灘に網を曳く舞阪では冬の厳しい海でトラフグ漁や底曳き漁が行われ、サヨリ漁は2月15日に解禁されます。
遠州灘の表層を泳ぐサヨリを獲るサヨリ網を二艘の船で曳き、美しいサヨリが獲れれば舞阪に春がやってきます。
冬の美しい潮に乗って浜名湖に泳ぎ入った群れはエサが豊富で静かな浜名湖で春まで育つのかもしれません。

サヨリは透きとおるような身を持っています。
春まだ早い舞阪では三枚におろしたサヨリの皮をひき、糸づくりの刺身を楽しみます。
これだけ美しい身を持つサヨリはじつは腹の中が真っ黒、サヨリ造る包丁を見ていれば驚くほどの腹黒であることに驚きます。
さてどのくらい腹黒なのかは「サヨリの刺身の造り方」をご覧ください。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん
浜名湖の12月 早くも春を知らせるサヨリ≫
カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の漁もいよいよ今年度の最終期、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」漁の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場は来年1月半ばで漁を終えとしています。
角立て網にはこの時期に浜名湖の潮に乗って移動する魚が入ります。昨日はサヨリがまとまって入りました。
サヨリは針魚とも細魚とも書く魚でご存知のように下アゴが針のように伸び、その先に美しい紅をひいています。

遠州灘に網を曳く舞阪では冬の厳しい海でトラフグ漁や底曳き漁が行われ、サヨリ漁は2月15日に解禁されます。
遠州灘の表層を泳ぐサヨリを獲るサヨリ網を二艘の船で曳き、美しいサヨリが獲れれば舞阪に春がやってきます。
冬の美しい潮に乗って浜名湖に泳ぎ入った群れはエサが豊富で静かな浜名湖で春まで育つのかもしれません。

サヨリは透きとおるような身を持っています。
春まだ早い舞阪では三枚におろしたサヨリの皮をひき、糸づくりの刺身を楽しみます。
これだけ美しい身を持つサヨリはじつは腹の中が真っ黒、サヨリ造る包丁を見ていれば驚くほどの腹黒であることに驚きます。
さてどのくらい腹黒なのかは「サヨリの刺身の造り方」をご覧ください。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん