舞阪港 はんなり桜色 ブッチャー傷を持つアマダイ

カテゴリー │舞阪・浜名湖魚図鑑

舞阪港 はんなり桜色 ブッチャー傷を持つアマダイ

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の今切を抜けて遠州灘に漁する漁師さんが初夏から秋まで水揚げするのが美しいアマダイです。

舞阪に揚がる美しい魚は数ある中に白銀の縁を持つ目、はんなり美しいその桜色は特別に美しいものです。
タイの名を持ちながらタイより美しいと感ずるアマダイはその多くがアカアマダイです。

舞阪港 はんなり桜色 ブッチャー傷を持つアマダイ

もうひとつの特徴はその体の中心あたりにある金のひっかき傷のような紋です。

頭にあればあのブッチャーの傷のようなこの紋も京で用いられることが多いアマダイの美しさを象徴する。
この紋が美しい桜色をさらに引き立てているように感じます。

京や関西ではグジと呼ばれ若狭グジなどが関西の名物、静岡県内では興津の名物ともされオキツダイとも呼ばれています。

舞阪港 はんなり桜色 ブッチャー傷を持つアマダイ

夏の舞阪港に水揚げするチャカ船団のアマダイが港の選別台に華を咲かせています。

大きなものは料理屋さんや居酒屋さんに降ろされていきますが、小さいものは舞阪の魚屋さんにも出回り、見た目と同じはんなりやさしい香りと味を楽しめるのです。

舞阪を代表するアマダイは舞阪大太鼓まつりこと岐佐神社祭典のご馳走としても供されています。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港の漁師さん
舞阪・浜名湖魚図鑑
舞阪港のお魚さん



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