しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

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しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

舞阪の景気をあげるしらす漁の漁期(3月21日解禁)が迫る今週、2012年10月12日に同乗させていただいた舞阪港冨士丸のしらす漁の様子をお伝えしています。

しらす船団の世話役の船から同報で無線が入れば網の投入、しらす網の先を表す赤いブイに続き網が海に降りていきます。

しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

しらす網は網先は布ほどにも目が細かい袋網、続く網は強い力を支える目の粗い網になっています。
船長からの指示で乗り子さんは網に錘(おもり)を着けたり浮かせたりと工夫して投入しています。

しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

網を巻く巻車(まきしゃ)はキャビン後ろのここで操作されています。
網の投入時にはフリーにし、船尾の乗り子さんの作業に合わせて止め、また出していきます。

しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

網の投入を見て綱船(つなぶね)が船尾から迫ってきます。

舞阪・新居しらす漁は一枚の網を二艘で曳く、二艘船曳き網漁、降ろした網の曳き綱(つな)を綱船が受け取るために真横に迫ります。

しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

綱船は本船横に着けて曳き綱(の枝綱)を受け取ります。

二艘で曳くことで網の口が広がり、より多くのしらすを獲ることができる。これが二艘曳き船曳き漁です。

しらす漁解禁は3月21日 舞阪しらす漁冨士丸二艘船曳き網

横を舞阪の僚船、幸福丸の二艘が網を曳いていきます。

キロク(しらすの群れを見る魚探)により陸(おか)寄り、沖へ、東へ西の漁場へと移動しながら曳くしらす網。

次回はいよいよ一回目の網が揚がります。

※取材協力:舞阪港冨士丸
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