舞阪港のカワウたち 大きな魚を獲ったカワウ

カテゴリー │舞阪港カワウ・カモメの海

舞阪港のカワウたち 大きな魚を獲ったカワウ

南浜名湖は海の産地、昨日の日曜は漁の絶好日、陽気といえるほどの温かさの中、舞阪港に活気を運ぶタイ網漁船が活マダイを、底曳船が舞阪名物メヒカリやアカスエビを獲って次々と凱旋してきました。

舞阪港には帰港を待って多くの海鳥たちがやってきます。カモメは底曳き船を追って、カワウたちはおこぼれにあずかろうと港で待っています。

その中でカワウが大きな魚をつかまえたのを見ることができました。

舞阪港のカワウたち 大きな魚を獲ったカワウ

カワウが獲り、呑みこもうとしているのはカレイです。それも菱形が特徴のメイタガレイのようです。

カワウたちは浜名湖の冬鳥のひとつ、冬には数千羽といえるほど渡ってきて巣をつくり、遠州灘や浜名湖で漁をする鳥の漁師さんです。
多くの群れは春と共に去りますが、一部は通年で棲み着き、豊かな浜名湖で暮らしています。

カワウは魚を呑みこんでしまう鳥ですが、時に喉を通る以上の魚にありつきます。
カレイのほか、長い穴子などをつかまえれば、それは呑みこむのに苦労します。

何度も何度も向きを変え、呑みこもうとする様子は面白いものです。

舞阪港のカワウたち 大きな魚を獲ったカワウ

おいしいエサにありついても油断は禁物、うらやましそうに見ていた仲間が横取りにやってきます。
大きなカレイをくわえなおし、盗られてはならじと逃げるカワウ、舞阪港ではこんな景色を見ることもできるのです。

ちなみにカワウ、魚をつかまえると必ず頭から呑みこむように咥えなおします。
魚のヒレが喉にかからぬよう工夫する、鳥の漁師さんは呑みこむ方向をしっかり知っているのです。

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。
Facebookでも紹介しています。



同じカテゴリー(舞阪港カワウ・カモメの海)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪港のカワウたち 大きな魚を獲ったカワウ
    コメント(0)